米国では高い地位のFPですが、日本ではそこまで知られていません。ただし、FPを学ぶことでお金に対する価値観が変わってきます。また、老後資金2000万円問題も前向きに取り組めるようになるでしょう。今回の記事では、FPは何を勉強するのか簡潔説明します。
FPって何?
FPとは、ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)の略で、「お金の専門家」です。
その中でも、顧客の目標とする「ライフプラン」を実現させるためのアドバイスを行います。
6つの分野
ライフプランを実現させるために、6つの分野を学習します。
- ライフプランニングと資金計画ーー住宅ローン、教育費の準備、年金
- リスク管理ーー保険商品(生命保険、損害保険、保険会社が破綻した時など)
- 金融資産運用ーー預金、債券、株式投資、投資信託など
- タックスプランニングーー所得税、住民税、消費税など
- 不動産ーー不動産を「取得」「所有」「譲渡」した場合の税金など
- 相続・事業承継ーー相続税、控除額など相続全般
ライフプランとは、お客様の目標とする人生を実現するための生涯生活計画です。結婚、マイホーム購入、子育て、老後資金などあらかじめ人生計画を考えること。
そのために今からどうしていくかをお客様にアドバイスしていくのが、ファイナンシャルプランナー。
そのためにこの6つの分野を学習し、幅広い知識をつける必要があります。
FP資格の使い道
- 就職やキャリアアップーー保険会社や金融関係、不動産などお客様の人生や生活に大きく関わってくる業界では、FPは持っておきたい資格の1つです。しかし、大きな武器にはならないので余裕があれば取得していきましょう。
- 自分のライフプラン作りーー税金、住宅ローン、相続、資産運用など人生に必要なお金について一通り学ぶので自分の人生計画や結婚、子育てのために学ぶのもおすすめです。
Webライターでは資格を持っていると専門性があると判断され信用度が上がります。
FPがやってはいけないこと
FPは幅広くお金の勉強をしますが、4つの専門的なことする場合は資格が必要です。
- 税理士法
- 保険業法
- 金融商品取引法
- 弁護士法
一般的な説明は可能ですが、各資格を保有してない場合は、専門的なアドバイスや業務代行などはしてはいけません。
まとめ
FPの資格は将来必要なお金について計算することで「今後いくら積立をしていけばいいのか」や「将来このくらい必要になるんだな」など、呆然としていた未来がはっきり見えてくるようになるでしょう。
最初は専門的な用語を理解するのに大変だと感じるかもしれませんが、学習を進めると何度も目にする言葉が多いので慣れていきます。自分や家族の将来のためにFPの勉強を始めてみてはいかがですか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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